2008-02-18

これまでで「最も困難な目標に挑んだ」といえる経験とその結果

2006年8月から、自分は以前から参加していた学生団体「Asian Law Students' Association」(ALSA)で、一年間「International Board Secretary-General」という役職を務めることになりました。これは自分で志願してなったものですが、その際に目標として意識したことは、(一)自分の担当職掌を着実にこなすとともに、(二)他の役員や各加盟国が積極的に運営に参加できるようにし、彼らの考えを取り入れつつ自分の考えも伝えて議論をしていくこと、そして(三)ALSAの将来に向けて何らかの方向性を打ち出すことでした。

(三)については、任期の中間に当たる2007年1月に開催された全体会議に合わせて自分の考えをまとめて提案し、会議として一応の結論に至ることができました。そして、その実現の第一段階として、規約をより洗練されたものにする改正案を同年8月の会議で提出し、多くの改正を可決・成立させました。その後のステップを明示できなかったのが心残りではありましたが、ある程度は結果を残すことができました。

(二)に関しては、各役員が自らの任務を最後まで遂行するようにすることに最も心を砕き、それとともに各任務のやり方・方向性についても議論をしました。結果的に全役員がまがりなりにも最後まで任務を全うしたことは、一定の成果であり、自分もそれに貢献できたことを誇りに思います。一部しびれを切らして自分が肩代わりして仕事をしてしまった部分もあり、本来の担当者がそれをできれば更によかったのですが、結果的にはその時点として最善の措置だったのではないかと思います。

このように(三)(二)により自分の意欲を傾けたため、(一)は若干疎かになってしまった面がありました。特に、自分が責任者・ALSA韓国の担当者が実働部隊として関わることになっていたウェブサイト制作に関しては、ALSA韓国の担当者の意見と自分の考えが一致していなかったこともあり、事態を膠着させたままにしてしまった感がありました。この点については、より積極的に連絡を取っていればもっとできたことがあったと思います。

全体的には、当時の自分の最善を尽くしたという意味で悔いはないですが、自分の処理能力を向上することでもっとできることがあると思うので、その点を今後への教訓としたいと思っています。

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