2008-02-02

あなたが得意とする専門知識、ゼミ・研究室の研究課題などをその分野の方向性や展望などを踏まえて説明して下さい。

私は、法政策論として、立法・行政・司法という法過程に市民運動がどのように参加しているか又はしていないかという研究をしてきました。

そもそも、民主主義は、投票行動を通じた立法権への参画において最も典型的に現れますが、本来の働きはそれだけではなく、より恒常的に、より多面的に公権力に反映されるべきものかも知れません。それを現実的に達成しようとする運動が、市民運動であると言えます。

しかし、多くの市民運動では、目標を明確化してそこに至るまでの戦略を立て、それを実行するという行動ができていません。現状では、そのような意思を持って動くことができているのは、一部の弁護士のみに留まっています。この傾向は、裏を返せば、未だに公権力への期待・信頼が大きいということでもあり、実際公権力もその期待・信頼をできるだけ裏切らないように行動していると言えます。

近いうちにこの構造が変化することはないと考えられますが、本当にこれでよいのかどうか、検討を進めていく必要があると思います。

応募の理由

本社前を何度か通ることがあり、どのような会社か興味があったのですが、説明会でお話を伺い、独自技術を持って世界へ挑戦する気概に夢を感じました。

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