2008-02-28

今までに挑戦し、やり遂げたと思えること

大学二年の二月、初めて河口湖で開かれたサークルの全体会議に、自分独り自転車で往復して参加しました。経路の決め方が適当だったため、経験者であれば決して選ばないような厳しい経路になり、困難が倍増しました。

何故やろうとしたか

交通費を節約しつつ会議に参加するため、そして人生で今だからこそできる事と思ったからです。多少迷いはありましたが、決め手となったのは「迷ったらネタとして面白そうな方を選ぼう」という自分の行動基準でした。

やり遂げるために工夫したことは何か

「経費の節約」という目的の一つを達成するため、また、より「面白」くより「今だからこそできる」ことを追求するため、途中食料・飲料補給無しで行くつもりでした。しかし、宿泊費に含まれていた宿の夕食に間に合うことが絶望的になった時点で、妥協してラーメン屋で食糧を補給しました。また、雨が降っていたので、会議への参加という本来の目的に支障を来さないよう、ザックカバーを使用して中の荷物が濡れないようにしました。

やり遂げた結果から得られたものはどんなことか

一つは、自分はこの程度のことなら耐えることができるという経験値です。これにより、より厳しい状況に耐え得る忍耐力を付けることができたのではないかと思います。もう一つ、自分はただ議論の時にうるさいだけではなく、こんな馬鹿なことをやってのけることもできる人間なんだということを示すことができたと思います。それにより、サークル内での人付き合いがさらに円滑になっただろうと思います。

東京から河口湖へ、冬の雨の日の自転車行

大学二年の二月、初めて河口湖で開かれたサークルの全体会議に、自分独り自転車で往復して参加しました。経路の決め方が適当だったため、経験者であれば決して選ばないような厳しい経路になり、困難が倍増しました。そんな挑戦をしてみようという気になったのは、交通費を節約しつつ会議に参加するため、そして人生で今だからこそできる事と思ったからです。さらに、毎回東京で開催していたその会議が河口湖で開催されることとなった背景にはレクリエーション色を強めるという意図があり、それなら普通に鉄道やバスで行ったのでは面白くない、という思いがありました。多少迷いはありましたが、やはり決め手となったのは「迷ったらネタとして面白そうな方を選ぼう」という自分の行動基準でした。計画時に立てた目標は、(一)宿の夕食までに到着すること、(二)途中で食糧・水分補給をしないなど経費を最低限に抑えること、そして(三)到着後疲労を言い訳にすることなく積極的に会議に参加すること、です。中でも(三)が最も大切であり、会議へ参加する準備のために出発が予定より遅くなるほどでした。しかしそのために、まだ山の中を走っているうちに日が暮れてきて、夕食へ間に合うのも絶望的になり、しかも沿道に人家・人影が全くなかったこともあって、心細いことこの上ない状況でした。そんな時、支えになるのは、「これでへこたれてたまるか」という気持ちです。

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