2007-01-14

「日本の職場」に対する意外な指摘

ソコがヘンだよ! 日本人エンジニア - @IT自分戦略研究所

多くの内容は自分も一度は感じたことがあるか、どこかで聞いたことがあるような内容でしたが、その中で最も自分の目を引いたのは、日本人はメールに頼りすぎという指摘です。

これが、本当に日本人と一般化できるかどうかはともかく、言われてみればそうだなぁという気がしました。今の自分は、私用携帯電話と常時接続のインターネット環境を使用する身です。意思疎通手段としては、電話を最も緊急性の高い手段と見なし、電子メールやFAXはそれほど緊急でもないもの、と位置付けて、その緊急性ゆえに通話料という費用がかかる理解してきました。

しかし、電子メールという手段は、融通が利きにくく、ニュアンスを伝えにくいために、より正確に伝えようとすると、どうしても文章が長くなってしまいがちかも知れません。つまり、一見無料である電子メールにも、時間という費用が含まれている・・・そんなことに、いまさらながら気付かされました。

その上で思うのは、各意思疎通手段の特徴と、意思疎通費用についてです。電話は、細かいニュアンスを伝えるには適しているかも知れませんが、記録を取るには不向きではないかと思います。その点に関しては、電子メールの方が、内容を逐一記録できます。また音声通話も、近頃はSkypeやWillcomを使えば無料なようですね。しかし、一般論的には、音声通話の方が文字のやり取りよりも情報量が大きく、その分費用がかかる又は回線を圧迫(?)するのではないかと思います。

自分には、記録との相性でも、費用などの面でも、メッセンジャーやチャットが優れているのではないかという気がします。某ソフトバンクのCMのように人間関係が情報機器に規定されたりしないことを願いつつ、それでもメッセンジャーの使えない人と連絡を取るのは億劫であったりします。

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