第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝戦をテレビ観戦しました。結果は、鹿島アントラーズが清水エスパルスを破って3大会ぶり4度目の優勝。
勝敗の差は、ほぼ互角であったスタメン組に加えて、本山選手がいたかいなかったかの差でしょうか。その、パワーバランスに与える影響力は、他チームで言えば、FC東京の石川選手のようなイメージです。それくらい、スタメン組もよい動きをしていた上に、変化を加える形でスタメン組と同等かそれ以上の戦力としてベンチに本山選手が控えていた、ということではないでしょうか。
ただ、今回は清水エスパルスが決定機を何度か外したこともあって結果的には鹿島アントラーズが勝ったものの、本山選手投入後に二点目が入らなければ、試合がどちらに傾いていたかわからないような気もしますし、鹿島アントラーズにとって、このままではより高いレベルには通用しないのではないか、と思われる点が三点ほど。
- 興梠選手と大迫選手を中心とする攻撃陣の連携は、良くなってきているというコメントもありますが、まだまだのように見えました。テレビ中継でこの連携がフィットするようになれば鹿島は強いと言っていたのは福西氏かと思いますが、まさに発展途上なところと思われます。
- 大迫選手は多少得点のにおいがした気がしますが、興梠選手は、もうちょっとがんばれるのではないでしょうか。来季は田代選手が鹿島アントラーズに復帰するらしいですし、新たなブラジル人フォワードの選手も鹿島アントラーズに加わるらしいので、このままではどうなるかわからない気もします。期待されてはいるらしいので、今後さらなる飛躍が望まれます。
- 最後に、後半の一部の時間で、緩慢なプレーが見られた気がします。準決勝をテレビ観戦した際も、同様の印象を持ちました。油断は禁物です。
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