以前の記事「Thunderbird / SeaMonkey Mail の機能改善」では、メール転送の際の引用部分ヘッダの設定変更について書きましたが、ThunderbirdやSeaMonkeyでは、実は、メール転送の際の表題の先頭部分も変更できることがわかりました。
この、赤丸部分です。
また、例によって「about:config」設定エディタに入ります。英語版なら、「I'll be careful, I promise!」です。
英語版なら「Search」となっている欄に「prefix」と入れると、自動的に三つの設定項目に絞られるはずです。そのうちの一つ、「mail.forward_subject_prefix」の値が、初期設定では「Fwd」になっているでしょう。
そこを、右クリックで選びます。
値は、何でもよいのですが、例えば、「転送」と入れてみます。
こうなります。
この状態で、メールの転送をしてみると、ほら、このとおり。
簡単に、設定が変更できました。
ちなみに、この機能、「えむもじら」というサイト内の記事にも書いてありましたが、実装されるまでは、開発プロジェクトの中では194788というコード番号で認識されていたバグ(改善項目)で、2009年7月21日に公開されたThunderbird 3.0 第3ベータ版(インターネットコム/えむもじら)から機能として実装されていたようです。SeaMonkeyについても、同日公開された2.0 第1ベータ版における変更点として記されています。
0 件のコメント:
コメントを投稿