2012-08-05

Facebookのボタンを設置する

Facebookの「いいね!」などのボタンをウェブページに設置することにどんな意味があり、どんな選択肢があるのか、整理してみたいと思います。

【1】 Facebookボタンを設置することの効果

  1. 「いいね!」ボタンを設置しよう | Facebook Guide
    たとえば、あなたのブログに「いいね!」ボタンを設置し、それを見た人がクリックした場合、ブログとFacebook内の両方で「○○さんがいいね!と言っています」と表示されます。
    たくさんの人にクリックしてもらえれば、それがきっかけであなたのブログへのアクセスが爆発的に増える可能性もあります。「いいね!」ボタンがクリックされると、その都度そのWEBサイトへのリンクが張られます。つまり、みんなが「いいね!」といっているものは多くのリンクが張られるのです。
    また、「いいね!」ボタンをクリックすると、自分の掲示板や友達のお知らせなどに掲載されます。従来のプログなどにある「拍手」ボタンとの違いは、こうした徹底的なインタラクティブ志向。「いいね!」ボタンをクリックしたその結果がさまざまな場所に表示され、見た人のコミュニケーションが促進されます。
    特に、たくさんの人が「いいね!」と言っているものは気になるもの。たくさんの場所に表示されていることもあり、よリ多くの人とのつながりができる傾向にあります。
  2. facebook:いいね!ボタン(Likeボタン)の設置方法とアクセスアップの効果 | 30代サラリーマン本気で副業
    この「いいね!」ボタンをブログに設置し、それを見た人がクリックした場合、ブログとFacebook内の両方で「○○さんがいいね!と言っています」と表示されます。
    そして、facebook上でそれを見たフレンドが、続いてブログを訪れます。
    たくさんの人にクリックしてもらえれば、それがきっかけでブログへのアクセスが爆発的に増える可能性があるのです。
    また、 「いいね!」ボタンがクリックされると、その都度そのWEBサイトへのリンクが張られ、この共有されたリンクはSEOにも効果があります。(Google、Bingはソーシャルメディアからの共有リンクも影響することを名言しています。)
  3. Facebook「いいねボタン」の効果を開示します:In the looop:ITmedia オルタナティブ・ブログ
    Facebookから訪問してきた利用者の方は、TwitterやGoogleからの流入者と比較して、明らかに直帰率や離脱率が低く、他の記事を回覧する傾向が強いことがわかります。
    ソーシャルネットワークの場合、その媒体力は「利用者数に友人数を乗じたもの」になります。例えば、一回のボタン押下で訴求できる友人数は、Facebookの場合130人なのに対して、mixiの場合25人となり、Facebookの1クリックの方が伝播力が強力なのです。単純計算すると次のようになります。
    したがって単純な利用者数で考えるより、Facebookは強力なメディアと言えるのかも知れません。
    ただし今回の統計は下記のような特殊性を持つため、Facebook効果は必ずしも一般サイトに適用されるものではありませんので、その点はご注意ください。
    • In the looop読者層の多くはアーリーアダプターであること
    • 斉藤友人数1100人超、In the looopファン2600人超と、元から流入が見込めること
    • 該当記事にはFacebook関連も多く含むため、いいね率が非常に高かったこと
  4. SMOにおいて重要な「いいね!」ボタンをWebサイトに設置してアクセスを増やす方法|ソーシャルメディア研究ブログ
    Web上に「いいね!」ボタンを設置する利点は、押したユーザーの友達に押されたページが通達され、そこから口コミ拡散が期待できます。結果的に、目的のページへ送客できアクセス数を増加することが可能です。
以上のような指摘を踏まえると、Facebookボタンの設置は、
  • 単純にリンク元を増やす(可能性を開拓する)という意味だけでも効果がある
  • うまくFacebook上のコミュニケーションの文脈に乗ることができるような情報発信ができた場合に、特に効果を発揮する
というようなことが言えるでしょうか。

【2】 Facebookボタンを設置する上での考え方・留意点

「いいね!」ボタン設置に見る、意味あるソーシャル化とは? : ソシエタ by INFOBAHN というページが、簡潔に整理してくれています。曰く、
  1. 良質なコンテンツを用意する

    コンテンツがあったとしても、ユーザーにとって「良いね」と思うものでないと文字通り「いいね!」されません。効果の高いソーシャル拡散を狙うには、まずコンテンツの土台を固めます。
  2. ユーザーを迷わせないソーシャルボタンの設置方法

    ユーザが何に対して「いいね!」を押してほしいのかを明確にしなければ、ボタンを置いても効果が薄れます。「いいね!」ボタンは何に対する「いいね!」なのかを明確にして設置する、ということが一番重要な事です。スッキリとユーザーが安心して「いいね!」ボタンを押せるような設計が理想的です。
  3. ニュースフィードでより目立たせ、拡散させる

    OGPと呼ばれる記述をHTMLに追加することによって、コンテンツのサムネイルやタイトル、サマリーなどを好きなように制御することが可能です。一目でリンク先の情報が理解できるものになっているのか?自分のフィードにこのアクティビティが流れてきた時に本当にクリックしたくなるか?この2点を意識してなるべく流入に繋がる設定をしましょう。
  4. 「いいね!」を測定する

    ウェブサイトのインサイトでは自社サイトのソーシャルボタンに対してアクションを起こしたユーザの属性や、ボタン・投稿のインプレッションが測定出来るものです。

【3】 Facebookボタンを設置してみる

Facebook Open Graph ProtocolとセマンティックWebの進化を探る:In the looop:ITmedia オルタナティブ・ブログ というページによると、とても重要な「OGP設定」をするにはFacebookアカウントが必要な模様。
このOGP設定をしなければ、「いいね!」は自分のウォールにアクティビティとして表示されるだけで、友人のニュースフィードには飛ばない。この機能差はきわめて大きく、Facebookからの流入量が数倍になるとブログ上でもレポートされている。
Facebookボタンを設置するだけならアカウント無しでもいけるかと思ったのですが、ある程度意味のある形で設置するには、Facebookアカウントが必要なのですね。

【4】 付記:「Webサイトのインサイト」について

こちらも、Facebookアカウントが必要な機能ですが、参考までに。

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