「アイデアをカタチに、タワーから夢を」((株)大林組本社建築本部副本部長(プロポーザル担当)川瀬俊二氏)より。
実は、一般の方だけでなく大林組社員も、建設に直接関与している者を除けば東京スカイツリーのことをあまり知りませんでした。そこで、社員にももっと東京スカイツリーのプロジェクトを知ってもらおうと、本社や国内外の支店のエントランスなどに設置する「スカイツリーバナー」や、パンフレットの制作に乗り出しました。
(中略)
こうして社員にも、そして顧客にも、「東京スカイツリーを建設している大林組」ということが認知されるようになってきました。
事業活動の中でブランド力の高い商品の開発に成功したら、それを会社(法人、グループ)自体のブランドに結びつけていくことが重要で、それをすることが、ひいては他の事業活動の競争力を高めることにつながる、ということでしょうか。
いや、これでは社内広報が重要な理由の説明にはなってないですね。大林組にとって、社員から「東京スカイツリーを建設している大林組」ということが認知されるということが、なぜ重要なのか。
その答えを、(企業/法人/グループに対する)「ロイヤリティ」向上に求める、というのはどうでしょうか。