2025-10-12

「奥田懇による提言」その内容は?

けいはんな学研都市(関西文化学術研究都市)の淵源としては、1978年に発足した「関西学術研究都市調査懇談会(通称:奥田懇)」による提言がある、ということである。

では、その提言の内容はどこで見られるのか?

ウェブ上で見られるもの

奥田懇第1次提言(抜粋)|夢の国社
第1次提言では、けいはんな学研都市が取り組むべき人類的課題の例示と、それら課題解決にあたる7つの学際的研究機構の提案が行われました。
奥田懇第2次提言補足(抜粋)|夢の国社
第1次提言以降、梅棹忠夫氏の新京都国民文化都市構想を受け、第2次提言において日本文化に関する研究が新たに加えられました。
21世紀の新文化首都 関西文化学術研究都市の試み | Vol.9 | バックナンバー | アキューム

財団法人 関西文化学術研究都市推進機構 10周年記念誌を引用する形で、梅棹忠夫氏の言葉を紹介している。

書籍資料

「提言」そのもの

「国立国会図書館サーチ」で「関西学術研究都市」を検索しても、「提言」自体の所蔵は見当たらず。(検索が十分にできているか、自信は無いです。)

しかし、ウェブで関西学術研究都市についての提言を検索すると、けいはんな学研都市に関する資料 | リサーチ・ナビ | 国立国会図書館(の資料リスト)が見つかる。

  • 種別01-箱番号10-袋番号03の関西学術研究都市調査懇談会「関西学術研究都市についての第1次提言」【印刷 4部】
  • 種別03-箱番号16-袋番号05の第2次提言
  • 種別01-箱番号12-袋番号03の関西学術研究都市調査懇談会「第3次提言(その1)」

辺りが該当?そうであるなら、少なくとも国立国会図書館関西館では閲覧できるということ(かな)。

「提言」が含まれているかも知れない(?)もの

関西文化学術研究都市と関西学術研究都市調査懇談会の10年活動記録という書籍は、京都市左京区の京都府立京都学・歴彩館というところにあるらしい。

関西学術研究都市調査懇談会の10年の歩みという書籍は大阪府吹田市の国立民族学博物館というところにあるらしい。

新京都国民文化都市構想

「国立国会図書館サーチ」では見つからず

いや、雑誌中央公論に掲載されていた、ということか?

ウェブで検索すると、東京都港区の(一財)日本開発構想研究所というところにあるらしい。

財団法人 関西文化学術研究都市推進機構 10周年記念誌

「国立国会図書館サーチ」で、所蔵見当たらず

けいはんな学研都市に関する資料 | リサーチ・ナビ | 国立国会図書館にも、見当たらず。

ウェブ上でも、見当たらず。

・・・と思いきや、国立国会図書館関西館に行けばある、という情報あり。

2025-09-21

ぼくのかんがえたさいきょうの「けいはんな学研都市の交通政策」

5点。

【1】以下を確認する/決める。

<1>各[地点]の[通勤・通学者数][来訪者数](の概数)を把握する
  1. 各[地点]とは、第一優先は、[立地施設]。
  2. その他、[事業完了地区]内に重要施設があると考える場合(役場等?)は、基準を定めてその基準に該当するものを各[地点]に含める。
<2>各[クラスター]ごとに、[交通中心]を定める。
  1. 必要があれば、各[クラスター]をさらに細分化する。
  2. [交通中心]は、十分な規模の駐車場を備える。
  3. 各鉄道最寄り駅と[交通中心]には、相互に乗り捨て可能なレンタサイクル拠点を設置する。
  4. 上記2点の事項は、すべての鉄道最寄り駅と[交通中心]において満たされることが望ましいが、必要があれば、関係する[地点]の[通勤・通学者数][来訪者数]等の指標に応じて優先度を設ける。
<3>[通勤・通学者数][来訪者数]の規模別に、
  1. 最寄り鉄道駅からのバス利用による利便性(頻度+最寄りバス停からの距離(+乗換回数))として満たすべき全[地点]共通の基準を定める。
    1. 個別に最寄り鉄道駅からの送迎を実施している[地点]は対象から除くが、そのような[地点]がある場合は、送迎を複数の地点で共同化するなどの合理化の可能性を調整する。
  2. 各[交通中心]からの交通利便性(徒歩もしくは徒歩+バス)として満たすべき全[地点]共通の基準を定める。
<4>各[交通中心]は、他の少なくとも1つの[交通中心]と、一定以上の公共交通機関利便性により接続する。
  1. 満たすべき全[交通中心]共通の基準となる公共交通機関利便性の程度を策定する。
<5>各[交通中心]及び最寄り鉄道駅と各[地点]の間の主たる移動手段が一定以上の距離の徒歩となる区間については、重点的に「歩いて楽しめる」まちづくりに取り組む。
  1. 満たすべき全[地点]共通の基準となる距離を策定する。

【2】スケジュール感(イメージ)

  1. [1年]必要な事項の調査
  2. [2年]方針(目標)の意思決定
  3. [2年]方針(目標)実施のための準備
  4. [4年]方針(目標)実施
  5. [1年]方針(目標)を実施しつつ評価

【3】留意点

  1. 各「満たすべき基準」やその他実施すべき事項というのは、各事業者が現実的に(すぐに)できるかどうかありきではなく、けいはんな学研都市のあり方として望ましいのはどのような程度かという観点で策定する。
    1. 必要があれば、複数の目標段階に分ける。
  2. 上記の内容の取扱い
    1. 転載・転用は自由。特に条件無し。
    2. 上記の実現のために投稿者が個人として貢献できることがあれば尽力します。(所属組織の見解ではなく、個人としての意見のなので、あくまで個人として。)

2023-10-29

子供が欲しがるものを買ってあげたい

子供が欲しがるものを買ってあげたい。

でも、欲しいと言っているのは単にCMの影響だったり、本当に良いものというわけじゃない。

お金のことも考えなきゃいけない。

という意見に触れて、思うこと。

  1. 「子供が欲しがるものを(何でも)買ってあげる」という状況は、(少なくとも親としては)(仮に金銭面や保管場所等の面で問題が無かったとしても)良くない。しかし、なぜ良くないと考えるか、今すぐには論理的な説明ができない。
  2. 理由を示さずに、あるいは事前に基準を示さずに、その時々で「買ってあげる」「買ってあげない」という判断をするのもよくない。子供にとっては、「親の機嫌次第」になるから。権力のある人の機嫌次第で物事が動く/進む社会というのは、よくない。
  3. では、理由(等)として、何なら適切なのか?(どうなんだろうか・・・。)

2022-08-20

以前から、組織の運営を考える上で

以前から、組織の運営を考える上で、サッカーJ1リーグの鹿島アントラーズが参考になるんじゃないかと思っています。

自分の考えもまだまとめられていませんが、例えば以下のような点です。

  1. プロスポーツ選手という、専門家集団を「マネジメント」するという特性の共通性
  1. Jリーグのクラブの中で、鹿島は、選手を大事にする、選手の面倒見がよいと評価されており、だから高校サッカー部の監督などもプロクラブへの進路に関して相談を受けた時に「鹿島なら」と助言するケースが多い(らしい)。
  1. 3つのキーフレーズからなる、「ジーコスピリット」
  1. クラブの歴史の中でのレジェンド的な選手はJリーグの他クラブでもありますが、ここまで出来ているクラブは、恐らく他にない。
  1. 選手から見た評価として、「サッカーに集中できる環境」「練習から厳しい」「派閥がない」といった評価を受けている。
  1. 「練習から厳しい」は、例えば川崎フロンターレなどもそのような評価を受けているらしい。強豪チームは多かれ少なかれ、そう、ですかね。
  1. スポンサーとの関係を、単なる金づる対広告塔、と捉えるだけでなく、共同事業体のような?捉え方をしている。
  2. そんなこんな諸々で、サッカーチームとしてもともと泡沫クラブ扱いだったところから、国内随一と言える実績を残している。
  3. スタジアム運営、(最近は)ITツールの導入など、先進的な取り組みも多い。

2020-03-03

「新型コロナウイルス感染症拡大防止の追加措置」に関する「大変重要な文書」


2020-02-29

「新型コロナウイルスを30分以内に検出できる新技術を開発」ということで。


2020-02-28

プログラムのブラックボックス化、属人化を防ぐ