以前から、組織の運営を考える上で、サッカーJ1リーグの鹿島アントラーズが参考になるんじゃないかと思っています。
自分の考えもまだまとめられていませんが、例えば以下のような点です。
- プロスポーツ選手という、専門家集団を「マネジメント」するという特性の共通性
- Jリーグのクラブの中で、鹿島は、選手を大事にする、選手の面倒見がよいと評価されており、だから高校サッカー部の監督などもプロクラブへの進路に関して相談を受けた時に「鹿島なら」と助言するケースが多い(らしい)。
- 3つのキーフレーズからなる、「ジーコスピリット」
- クラブの歴史の中でのレジェンド的な選手はJリーグの他クラブでもありますが、ここまで出来ているクラブは、恐らく他にない。
- 選手から見た評価として、「サッカーに集中できる環境」「練習から厳しい」「派閥がない」といった評価を受けている。
- 「練習から厳しい」は、例えば川崎フロンターレなどもそのような評価を受けているらしい。強豪チームは多かれ少なかれ、そう、ですかね。
- スポンサーとの関係を、単なる金づる対広告塔、と捉えるだけでなく、共同事業体のような?捉え方をしている。
- そんなこんな諸々で、サッカーチームとしてもともと泡沫クラブ扱いだったところから、国内随一と言える実績を残している。
- スタジアム運営、(最近は)ITツールの導入など、先進的な取り組みも多い。