2013-03-25

結婚(感傷的に)

結婚とは、自分にとっては、過去との決別。

「変わる必要がある」と言われ続けても、変われなかった自分が、変わるために、「大好きな妻」という外圧を設定すること。

小学校入学前、上小、中学受験、中学・高校、(部活、)生徒会、大学受験、大学、ALSA、ゼミ、山の子、CCDL、就職活動、就職して4年、ずっと好きなようにやってきて、周囲にとても恵まれて、とても楽しい人生だった。しかし、その思い出をモノに込めようとしつつ、その肝心のモノを大切に扱ってこなかったから、ゴミ化してしまっていたのも事実。

これからの自分の生活に、それらを置いておける物理的・経済的余裕はありません。自分(と自分が関わってきたコミュニティ)の過去に関するモノは、大事そうなものも、大事そうじゃないものも、「今」価値があるものを除いて、捨てます。

ただでさえ忘れやすい自分は、もう、今後正確に思い出すことはないでしょう。もし今までやってきたことに、少しでも価値あることがあるなら、人が覚えていてくれるだろうし、そうでないのなら、それは単なる自己満足だったということ。「歴史」というのは、かように、他者からの評価に尽きるのだろうか、というのが、27歳の自分の、名前に関する解釈です。