2010-06-10

今週末は

今週末(恐らく日曜日)は、アフリカンフェスタ2010へ行く見込みです。行かれる方はいるでしょうか。

2010-06-06

文化祭の感想

文化祭に行ってきました。

興味深かったのは、図書委員会生徒による授業でしょうか。

図書委員会では、宮崎駿展をやっていました。宮崎駿氏や各作品について、突っ込んだ内容が簡潔にまとめられていたのではないかと思います。今回の展示を作るだけでも大変ではあっただろうけども、見せ方の工夫と、出典の表示があると、さらによかったように思われます。(いやしかし、展示の場合には出典を書かない方が普通でしょうか。。。)

生徒による授業では、日の丸・君が代をテーマにしていた回があったので、のぞいてみました。それぞれの成り立ちや扱われ方の変遷について、要点がまとめられていました。こちらは、意見や考え方の対立のあるテーマだと思うので、宮崎駿展以上に、出典の表示が求められたのではないでしょうか。とはいえ、参考資料の配布もあり、努力はされたものと思います。

生徒による授業については、その企画自体も興味深いものです。学術的な取り組みへの意欲が評価できる一方で、企画の趣旨が不明でもありました。授業というからには、実際の学校の授業を意識したものと思いますが、ではどのように意識したものだったのでしょうか。まだまだ、良くできる余地・可能性のある企画に思えました。

2010-06-05

2010-06-04

映画「ザ・コーヴ」上映中止 都内の映画館、抗議予告で

映画「ザ・コーヴ」上映中止 都内の映画館、抗議予告で

NHK FMのニュースでも取り上げていました。興味深い記事と思ったので、取り急ぎ幾つか現時点での感想を。

  • 法学(?)的には、表現の自由の観点からは、由々しき事態に思えます。本件は公権力が相手ではありませんが、当事者にとっては、本来相手が公権力が相手かどうかは関係ないはず。表現の自由を守り抜く気概があるかどうか、という点で、他の映画館は上映する予定とのことなので、その判断を支持したいところです。
  • (政治学?)的には、日本の情報発信力・情報分析力の弱さの象徴であるような気もします。文化としてのイルカ漁を発信するよりも先に有力な映画を製作され、アカデミー賞まで取られてしまったのですから。捕鯨問題にもつながってくるとしたら、国(や民間の有力企業)の機動的な対応があって然るべきだったかも知れません。

いずれにせよ、海外でイルカ漁や捕鯨が批判的な文脈で語られている(ことがある)のは間違いないと感じます。国際情勢に対する認識を国内的に封じ込めようとする動きが強まれば、行き着く先は鎖国か太平洋戦争か。あるいは、単に受け入れるのみでは、文化的に侵食される(それが実害につながる?)かも知れません。有効な手立てが望まれます。